2012/11/24 〜 2012/12/02
川端健太郎
[ 陶 ]

今回の作品は今までのその工程から出てきた余分な土や、手を加えられなかったもの、作り上げるために支えになってきたものなどが溜まってきたことが生み出す切っ掛けになった一つです。それはいつも窓から見えている草の模様からで、そこら辺の雑草が生えているだけの景色で、伸びたら苅ってまた苅られ少しずつ増殖し、冬には枯れて、春に芽吹くというのを繰り返し、苅られた草は重なり変化し自分の栄養にしていく。その繰り返しの逞しさが自分の排出してきた土と重なり連想出来た。
その草のような陰の土が自らのソースになり得るし、そこから生まれる新たなものが自分を焚き付け生み出してきたモノの熱量にもなり、陰の部分としての光を与えてくれるものは、今までの作品と違う角度から視られることになればと思います。今だから。

  

川端 健太郎

1976 埼玉県生まれ


陶歴
2012 MINO CERAMICS NOW
    岐阜県現代陶芸美術館
2010 カラー「やきものの密かな関係」
    岐阜県現代陶芸美術館
2009 「装飾の力」/東京国立近代美術館 工芸館
    京畿道世界陶磁ビエンナーレ 世界現代陶磁展 /韓国
2008 新進陶芸家による「東海現代陶芸の今」展
    愛知県陶磁資料館
2007 パラミタ陶芸大賞展 大賞/三重

  

雪降りの日に、初めて美濃の関市の工房をお尋
ねしたおり、ガラスのまざる不思議な世界を
生み出す指は太くて大きかったです。
6年後の今、二児のパパ。楽空間3回目、変化する
健太郎さんを楽しみにお出かけください。

  
小西いく子