2015年3月28日
アート・コスチューム・アート  Ⅱ (その2)

作家と作品と

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大野 知英

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山花 奈津美

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小角 綾

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前川 晴香

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堀田 佳梨名

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ライラ 未遊卯

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松居 佑嗣

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加藤 沙知

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谷藤 百音

今回は成安大学の若手に楽空間を飾って頂きました。昨年につづき二回目の登場です

可愛いく身を飾っていたがけるものも登場

                                          小西 いく子

2010年11月 3日
高見 晴恵さん

展覧会を終えて

 

先ず何よりさきに、私はこの展覧会を実現するうえで助けてくださった全ての方々に心より感謝したい。何故なら、今回の楽空間祇をん小西での仕事は、自身の作歴のなかで、一つの句読点をうった、点、そんな仕事になったと私は感じているからである。点を打つことによって区切られた文章は、次にどのような語彙がくるのか、私の場合は現時点において次の仕事は全く予想もつかないが、ここから何かが始まるのは確かである。そして、次にくる新しい言葉を繋いでゆくにはひたすら仕事をしてゆくしかない。ただただ、手を足を目を耳を動かしてゆくしかないのである。どこまで出来るかはわからない。これから一つずつ、これが最後かもしれないと仕事を重ねてゆくしかないのである。これが展覧会を終えての私の想いである。

                                                                                               高見 晴恵

                   

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DSC03300.JPG2010年2月 寒く日差しの一番少ない季節を選んで展覧会が開かれました。
自然の光だけで観ていただきたい...と晴恵さん
布を張り合わせ丹念にはさみで細く切られた布が敷きつめれれた楽空間。

朝ー早朝の清明な空気の中では朝日をうけて白く光りました。
   雲海の上?そっと歩きました
昼ー細くきられた布たちはにぎやかにおしゃべりしているかのように。
夜ー漆黒の闇の中、表通りを走る車の光が走ると何かが蠢いているかのように。

時を楽しませてくれる展覧会でした。

静かに座して対話される方、触ってもいい?興味をもたれる方、何や難しいてわからへん、
電気つけてー、龍笛を奏でてくださった方...さまざま。

場と作品とが創りだす空気感、そこに身を置き作品との対話、作家も交え空気を共有しての
会話、楽空間はそれを大切にしたいものです。

祇をんで生まれ育ち同じ環境から出てくる美意識は共通するものがあると強く感じた展覧会
でした。

                            小西 いく子

2010年1月13日
安田辰雄さん
「冬のスイカ」
スイカが海に刺さってます。
豪華客船 タイタニックかな。
?が想像力を育みます。
アートは楽しいですね。
安田 辰雄
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昨年の干支展の折、ハナレの黒御影石の上で遊んでもらいました。
遊ぶというより警告でした。
地球をないがしろにしている我々に。
夕暮れから暗くなるにしたがってスイカは異様に恐ろしくみえました。
大きい刃のように。
ご覧いただきました皆様のご感想は?
小西いく子
2010年1月12日
三橋 遵さん
私は2005年の夏、2008年の秋と2回「小西」さんで展覧会をやらせていただいた。祗園花見小路といえば、京都に住んでいても非日常の世界である。古い町家の家屋は、通常のギャラリー空間とは違い建物自体に力がある。長年の暮らしの痕跡、佇まい。床の間、違い棚、ふすま、欄間、畳、坪庭など。下手に作品など無いほうが美しい。展覧会をするにはとても難儀な空間。しかし、とても面白い空間でもあり、新たな挑戦をそそる場所でもある。夏は畳からあじろ、ふすまから葦戸へと季節ごとにそのしつらえが変わる。ここでの作品を考える時、建物が持つ匂いを残そう、そして建物と寄り添おうと思う。主張し過ぎず、媚び過ぎず、僅かな意表と、寄り添いを大事に。建物のそれぞれの場所にそれぞれの趣があり、こっそり何か置きたくなる。ホワイトキューブでは味わえない「小西」ならではの魅力である。
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最初に出会ったのは、針かねにオーガンジーのような布を張った軽やかな作品でした。 楽空間で遊んでほしい...。先生の作品は空間にそよ風を呼んでくださいます。空気が動く感じがします。それはかすかな香りを運んでくるようです。作品がおかれるのではなく、ただようのです、心地よく。夏、冬につずいて次はお正月にお願いしようと...
小西いく子
2009年11月18日
寄神宗美さん
 阪神淡路大震災の影響で小西邸をリニューアルされたのを機に、この空間でギャラリーをしたいと、私に相談を受けた時は、やめておいた方がよいと返事をしましたが、いく子さんの思いは変わらず、それではと云う事で『楽空間』が生まれました
 この空間で展示することの条件として、当然のことながら、ただの箱の空間ではないと認識して作品を展示しなければならない、即ち、ここでしか出来ない、思い切り楽しめる展覧会をする事を条件にしようとしました。
 まづ最初に私たち(私と寄神千恵子)の展覧会をせよと云われて、させて頂く事になりましたが、3週間休みなしで緊張しながら開催し、いく子さんも私たちもへとへとになってしまいましたが、記念すべき愉しい展覧会が出来ました。その後何度か展覧会をさせて頂き、10年と少し経ちました。
寄神宗美
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「楽空間祇をん小西」は寄神夫妻のお力添えが無ければ誕生しませんでした。やめたほうがよい!いや、やりたい!初めのうちは次どんな展覧会したらよろしい...?お伺いばかりたてていました。いつの間にか昨年は10年目を迎えました。宗美先生の屈託の無いお人柄に支えられ、またここまで育ててくださったことに感謝、感謝です。
小西いく子
2009年11月10日
三嶽伊紗さん
『蛹ー冬の座』 2003年ノートより
■子供の頃、「みにくいアヒルの子」を読み、ひな鳥が白鳥になるなんて、何でもない ことのように思えたし、小学校で観察した「おたまじゃくしが蛙になる」のさえ、観 ていれば目の前でおきた。彼らは水から陸にあがりたかったんだ。ただ、そんな観察 の中、「蝶の変態」だけは奇妙に感じられた。あの蛹の内で何がおこっているのか、 遠い場所での出来事のように不思議だった。 
■学校をでて間もない頃だったか、とにかく随分前のこと。友人と話しをしてる折、蛹 の話になり、その時、彼から教えてもらった本の一節------「サナギ」は真空の形態 -----が、いまだ頭から離れない。高橋秀元氏と松岡正剛氏の「ハレとケの超民俗学」 だ。 
■例えば「眠り」を蛹とするならば、真空の中に夢は存在するのだろうか。今日の朝、 寝床の中で考えた。
三嶽伊紗
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搬入の日、すっかり建具が取り外された部屋に、赤い1枚のふすまがはまった瞬間、思わず「オーツ!」と。今でもその瞬間が目に浮かびます。
漆の朱がよく似合うとはおもっていたのですが、それはそれは衝撃的で新鮮。このような展覧会をしたかったと思いながら、2回目はまだチャレンジしていただけませんが、待ちつずけているところです。
小西いく子
2009年11月 9日
長谷川 政弘さん
楽空間では晩秋と初夏の異なった季節に個展を行いました。
いざ自分がここで展覧会をとなると、この癒しの空間も見え方が変わってきます。構想を練るため何度も足を運ぶのですが、他のギャラリーのような無機質な空間とは全く異なった雰囲気に足はすくむばかり。
達した結論は「仲良くさせてもらうか、けんかするしかない」
結局、二度とも「仲良く」させてもらい、なんとか空間と共存する事ができました。小西さんの展覧会にかける情熱は人一倍で、時には制作者である作家を超える事もしばしば。DM作りからもちろん設置にあたっても作家には思いもよらないような奇想天外なアイデアが次々と飛び出し衝突する事も数回。しかしそれも終わってみると「なるほどなぁ。これもありやな。」と思う次第。 もし次の機会があるならば今度は「けんか」するしか残されてないかなぁ。
長谷川政弘
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お髭がちょっといかつい(ごめんなさい)のに繊細な長谷川先生、鉄という硬い素材をもってして表現される作品は、なぜかやさしさがあります。大きい蓮の花、大きい蓮葉、大きいはちす、ずいぶんと大きい作品でしたがすっぽりと和の空間におさまりました。次回は「けんかする...」とか?いざお立会い!
小西いく子

2009年11月 8日
松田百合子さん
 小西さんがギャラリーを開かれる前に、おうちを見せていただいたのですが、畳に障子や襖に囲まれ、しかも扱うものがオブジェを中心とのこと、正直「大丈夫?」と思ったものです。はじめはグループ展を何回か、あと個展もさせていただきましたが、自分の作品がなんだか前からそこに在ったように落ち着いて見えたのが驚きでした。 
40年ほど前学生だった私にとって、畳の四畳半と床が普通に考えられる置物を飾る空間でした。今やアートの居場所は、公共の場を別にして、マンションの玄関の靴箱の上、無機質の壁、キャビネットの上なのです。小西さん御本人もいつまでも素人ぽさの抜けないお人柄で、空間もオーナーも今風に言えば「レトロ」な存在でしょうか。
松田百合子
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ユリコサンの作品だ!とすぐわかる五彩。大胆で、そこには繊細で丁寧な手技が潜んでいるのです。いつもなぜか中心におかれる作品は天性と努力、加えて明るいお人柄がなせるわざでしょうか。楽空間での蓮一式での展覧会、大きな葉、朽ちた葉、まき葉...蓮の持つ美しさを十分楽しませていただきました。次回が楽しみです。
小西いく子
2009年11月 7日
斉藤眞成さん
 元来 京町家の建物は、ほとんどが、襖(ふすま)と障子(しょうじ)の空間であるが、日頃そのままの生活空間を大切にする中で、自由な視野をもてば、新旧共存和楽の雰囲気が生まれてくるものだ、又その想いは、町家保存の今日的テーマでもあろう。
 まづ、表て通りに面した部屋には、格子窓(こうしまど)があって、季節の外気と共に、祇園町の風情(ふぜい)が、まるで動画のように見えかくれして、実に面白いアクセントになっている。
 床のある奥の間からは、可愛い坪庭(つぼにわ)越しに見える離れ家のすがたは、なかなか風格があって、重要な見せ場になっている。又 、玄関から置くまでつづく京風の三和土(たたき)の通り庭には、小品のための壁面もあり−
 これらの凡(すべて)には、有意義な「和」の世界を、それぞれ楽しむことが出来るだろう。
斉藤眞成
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卆壽を越えてますますお元気な眞成先生、お元気の源はどこから沸いてくるのか不思議です。仏道、画業で常に自己と対峙し自己の探求をされる毎日。画の中のおどろおどろしい不動明王やまたひょうきんでいて、何かを見つめる蛙の目。ご自身の姿、変化自在です。
先生の書は格別です。摩訶不思議な世界は一番惹かれるところです。『高潔』という言葉は眞成先生にもっともふさわしく思います。僧侶、画家そして我々の生きる先達としてすばらしい斉藤眞成先生とのご縁を結んでくださった亡きお嬢様『マキサンアリガトウ...』
小西いく子
2009年11月 6日
磯谷晴弘さん
透明なガラスの美しさと、ガラスの内部で起きるイリュージョンの面白さに惹かれて作品を制作しています。溶けたガラスを鉄のパイプに巻いてかたちを創り、さめてから削り、磨き仕上げます。金箔や銀箔、銅箔などの金属箔をガラスの内外に貼付けたり、閉じ込めてできる思いがけない透明感や半透明の世界は、飽きることがありません。
小西さんでの個展で江里佐代子先生とお会いできたことを本当に喜んでいます。大英博物館に収蔵されている紀元前に作られたゴールドサンドイッチガラスの復元を共同で研究しようとしていた矢先に残念なことになってしまいました。しかし、今後も「裁金」とガラスによる作品を研究して行きたいと考えています。IMG_1193.JPG
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ガラスの中に物体が不思議に浮かんでいます。透明の外側と内側に浮かぶ物体は偶然と意図、イリュージョンの世界です。光をあてることで美しさが変化します。不思議な世界をつい手にとって見たくなります。たくさん写真を撮りました。
小西いく子
2009年11月 5日
寄神千恵子さん
 開廊から11年、ご縁があってオープンの二人展、個展三回をお世話になっています。
 楽空間祇をん小西は作家にとってはとても悩ましい難しい空間ですが、オーナーの小西さんのお人柄と相まって、いつも気持ちのよい展覧会を体験しています。
 この空間はたたみ、床の間など住空間を使うことで、作品を直接手に取って心おきなく鑑賞出来る数少ないギャラリーです。この空間は不思議な力があり、作品各々が自分の場所を得て思わぬ効果を生み輝きだす様です。
寄神千恵子
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ピンク、黄、ブルー、グレー千恵子さんの練りこみはモダンです。特に白とグレーは大好きです。おっとりとしておられるが着実に自分の作風を追求。冴えてます。宗美先生とホンマにええご夫婦やとおもいます。これからも楽空間をお育てくださいませ。よろしくお願いいたします。
小西いく子