2018年4月19日
*お客様感動のお声 藤平伸展より
  

4月
  藤平伸展【前期)にお越しいただきましたお客様から感動のメールいただきました。

藤平伸-いとしきもの


祇をん小西の庭の奥の離れで、一人の男に出会った。

その男は、痩せた動物を慈しむように抱えて、じっと私を見つめる。

ただそれだけのことなのに、私の心の奥底が震え、涙が溢れて、頬を伝った。

愛とは、こういうものだと、藤平伸が私に伝える。

何のこの世の利益にもならない、むしろ飢える自分の食べ物さえ分け与えて、共に少しでも長く生きようと切に祈る。


愛とはそういうものだと、静かに、しかし強く、藤平伸が私の心に語りかけて来るのだ。

「いとしきもの」という作品が、藤平伸との出逢いとなった。


藤平伸は7年前にこの世の人ではなくなってはいるけれど、会うべき人には出逢えることを、この日私は知った。

芸術とは、この世の命の限界をも越えて、人の心を震わすものなのだ。


藤平伸【陶・絵】祇をん小西

 2018.4.8 

                                    澤田 美恵子




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      藤平伸作 ガラス絵 「いとしきもの」


澤田様からいただきました文章そのまま掲載させていただきました
澤田様 有り難うございます。

                         小西いく子